平凡な毎日だけど実はそれがラッキーなことなのかもしれない

――今回リリースされる『LUCKY』はフィンガースナップから始まるダンサンブルな楽曲です。全編ほぼ英語歌詞という点も特徴だと思いますが、この曲にはどういった思いが込められていますか?

HAYATO すごく明るくて元気を与えられるような雰囲気の楽曲になっています。最近は、暗いニュースのほうが目に入りやすいじゃないですか。でも、「そんな中でも何かラッキーなことを一つでも見つけられたら楽しく過ごせるんじゃないか」「平凡な毎日だけど、実はその平凡さがラッキーなことなのかもしれない」とも思うんです。だからこそ、この曲が少しでも皆さんの力になって、一度きりの人生を楽しく生きていこうとするきっかけにしてほしい、というメッセージが込められています。

――この曲を初めて聴いたときはどういった印象を受けましたか?

TETTA ほとんど英語歌詞のところとか、最初はいつもJUNEさん(韓国人音楽プロデューサー)に作っていただいている楽曲とはまた違った感じだなと。でも、トラックもメロディーもすごく好きだし、夏に合う曲だと思います。

REI うん、すっと入ってくる感じだよね。

EIKU やっぱり英語というのがポイントです。TikTokを始めて、海外の方からのコメントがどんどん増えていまして。そこで、海外へさらに視野を広げていくための最初の一歩と言いますか、全編ほぼ英語歌詞は新しいチャレンジだなと思っています。

――英語の発音なども含めてレコーディングもこれまでとは違った点が多かったのではないかと思いますが、いかがでしたか?

TETTA もう大変なことだらけです。やっぱり英語の発音が難しい。JUNEさんにはワンフレーズずつ教えてもらいながら進めていきました。ポップに跳ねる曲調なので、サビの部分などみんなで歌うところはリズムをつかむのが難しい。でも、終わった後の達成感は大きかったです。