2ndシングル『I』の聴きどころをメンバー自ら解説

4月20日に発売された2ndシングル『I』に封入された応募抽選券で当選した500名のファンを招いた「INI COMEBACK SHOW」は豊洲PITで行われた。招待者以外には会場を知らされないシークレットイベントという特別感もあり、スタート前から場内は熱気に包まれており、INIに対するMINI(※INIファン)の熱い思いがひしひしと伝わってくる。

いよいよイベントの開始時間になると青い光に照らし出された11人が登場。客席に背を向けてクールな立ち姿から始まったのは『I』のWタイトル曲「We Are」。体全体を使った伸びやかな動きと、指先まで神経の行き届いたキレのある動きが絶妙に混じり合い、エネルギッシュかつ開放感のあるパフォーマンスを繰り広げる。シンクロ率の高い動きからは、チームワークの良さがうかがえる。

ステージ上に設置されたスクリーンにノイジーな映像が映し出され、カラフルなレーザーが交差する中で始まったのは「DILEMMA」。めまぐるしくドラマティックに変化する曲に合わせて、緊張感みなぎるラップとボーカルが絡み合う。ワイルドさと繊細さを兼ね備えたダンスを繰り出すメンバーの姿からは男の色香がにじみ出る。

一旦メンバーはステージを去り、MCのユージが登場。彼の呼び込みでステージに再登場した11人は、先ほどまでのエネルギッシュなパフォーマンスとは一転して、和やかな表情で一人ずつ自己紹介をしていく。

そのままトークコーナーに移行すると、2ndシングル『I』の収録曲について語っていく。披露したばかりの「DILEMMA」について聞かれた髙塚大夢は、「メンバーのいろんな種類の声色が、一曲で全て聴けるという凝縮した曲になっています。今まで僕たちが出してきた曲の中では一番、人間的というか、ドロドロした感じが滲み出ていて、ダンスの振りもそれを表現した新しい曲です」と解説。

田島将吾は、「自分のパートで“You can’t take your eyes off me またどうせ堕ちていくだけさ”という歌詞があるんですけど、俺から目を離せないよ!どうせ俺が好きなんでしょ?みたいに、すごく強気なんですよ!」と俺様な歌詞について独自の表現で語り、MINIとメンバーをどよめかせた。

続いて「AMAZE ME」に話題が移ると、後藤威尊は「すごく爽やかで、ときめきを詰め込んだ歌詞となっています。明るい雰囲気が魅力的な曲です!」と溌溂と紹介。尾崎匠海が「リズムを大切にしながら歌わせていただきました」と語ると、再び後藤が歌詞について「“紫色もオレンジ色も滲めば 君の夢を見るようになる”というとパートが好きなんです。なんで紫とオレンジなんやろ?と思って調べたら、紫とオレンジを足したらチョコレートっぽい色になるらしくて。日々、チョコレートのような甘い夢を見るのかな?みたいなことを思いました」と独自の見解を示して、MINIを感心させた。「AMAZE ME」を初めて聴いたときに鳥肌が立ったという佐野雄大は、「日常生活で鳥肌が立つ瞬間は?」というユージの質問に対して、間髪入れずに「アニメの感動シーン!」と回答した。

続いて「Polaroid」の注目ポイントを聞かれた許豊凡は、「僕たちINIとみなさんの過ごした大事な一瞬を、ポラロイド写真に収めるように、その記録を一枚一枚残していきたいという想いで歌った曲です」と真摯に語り、「どちらかというと僕たちは力強い歌い方が得意ですが、最初に練習したときに『(Polaroid)は繊細な曲だから』と歌の先生に指摘されて苦戦しました。いつもの歌い方と違うので、研究して練習しました」と振り返った。その言葉を受けた木村柾哉は、「曲を聴いた人が写真を撮りたくなるような曲になったらうれしい」と笑顔を浮かべた。

トークコーナーの締めは2曲目に披露した「BOMBARDA」について。池﨑理人は、「重量感のあるヒップホップで、その上に呪文みたいなジェスチャーがあって、ラップラインとボーカルそれぞれを引き立たせている中毒性のある曲になっています」と語り、流暢な解説ぶりにユージを感嘆させた。

松田迅は「BOMBARDA」について、「ブリッジからの流れが好き、説明しにくいけど、頑張るか!って気持ちになり、めちゃめちゃ気合いのスイッチが入る」と感覚的に語った。すると池﨑が振り付けのポイントを実際にダンスしながら解説することになり、恥じらいを見せながらも、ラグビーニュージーランド代表のハカを彷彿とさせる振り付けを披露した。