今はただただ楽しく肩の力を抜いて音楽を作れている

――6月2日から結成15周年を記念した全国ツアー「津々浦々夏の陣~鳴けぬなら、踊りたまえ、ホトトギス~」が開催されていますが、どんなツアーになりそうですか?

小野 今回、全50公演全国を回らせていただくんですが、1回のツアーでこんなにたくさん回るのは初めてなんです。いわゆるアルバムツアーではないし、本数も多いので、今まで出した曲を隈なくやりたいなという気持ちではいます。ライブで人気の曲はもちろん、普段なかなかやれない曲もどんどんやって、楽曲たちをライブで強くしていきたいです。

八木 どうなるのか分からないところもあるんですが、普段会えない人の近くに行けるのですごく楽しみです。

寺中 コロナ禍で活動できなかった期間は長かったですけど、去年アルバムを出せてツアーも回れました。でも今年のほうが、久しぶりにライブに行ってみようというお客さんが増えていると思うんです。今年の春に出たフェスも大成功で、空気感が元に戻ってきているなと肌で感じました。このツアーで久しぶりにKEYTALKに会いに来てくれる人もたくさんいると思いますし、ライブハウスは小さければ小さいほど熱が伝わるので、思いっきり熱量を伝えられるツアーにしたいなと思います。

首藤 すっごく細かく回れるのが今から楽しみです。4人で作った「shall we dance?」とかを持ってライブハウスに出ることとか、バンドの楽しさの原点みたいなものを感じながらライブができると思います。そのノリのまんま来年の武道館でもワチャワチャやりたい、そんな気持ちです。

――約7年ぶりとなる来年3月1日の日本武道館公演ですが、今はどんな思いがありますか。

小野 7年前の武道館は、KEYTALKの15年の中でも一番印象的なライブと言っても過言でないくらい強く印象に残る1日だったんです。横浜アリーナや幕張メッセ、コロナで中止になってしまいましたが代々木体育館など、大きな会場はいろいろありましたが、満を持して大好きな武道館で、あのときよりも1回りも2回りも強くなったKEYTALKを見せたいなという気持ちです。

――EPの話に戻りますが、ティーンにおすすめの曲を挙げるとすると?

小野 「Platonic Summer」を聴きながらドライブしてほしいですね。

八木 高校生だとまだ免許を持ってないよね?

寺中 免許を取ってください(笑)。

首藤 ハードル高いよ(笑)。

寺中 とにかく車の中で聴く音楽って、普段と聴こえ方が変わるんですよ。風景が流れる中で聴くと、MVみたいな感じで楽しめるんです。

小野 みなさん、それぞれのMVが目の前に広がります。

寺中 そうやって、いろんな形で音楽を楽しんでほしいです。で、大人になっていく訳ですよ。いろいろな経験を重ねて1周も2周も回って、僕らは今も音楽をすごく楽しめているんです。みなさんにもそういう経験をしてほしいんですよね。僕ら、今はただただ楽しく肩の力を抜いて音楽を作れています。そんな俺らの音楽をみなさんに感じ取ってもらえたらうれしいです。