リード曲「しそうでしないキス」はレベルアップした大人なNGT48を表現
――2015年8月に活動をスタートしたNGT48ですが、ついに初のアルバム『未完成な未来』が完成しました。
中井 そうなんです。最初に聞いたときはうれしくもありびっくりもありって感じでした。私は結成からNGT48にいて、ありがたいことに全てのシングル曲に参加させていただいているんです。収録楽曲を見たら、NGT48の7年間がちゃんと詰め込まれた、思い出がたくさん詰まったアルバムになっているなと思いました。今までNGT48を好きでいてくださったみなさんにはもちろん、最近は他のアイドルに浮気しちゃってる人にも聴いてほしいなって思います。
本間 アルバムのリリースが発表されたとき、すごくうれしかったんですけど、それ以上にファンの方の喜ぶ顔を見ることができてとてもうれしかったです。今回リリースイベントで久しぶりにみなさんと直接会える機会もあるので。アルバムの活動を通して、NGT48の魅力をもっともっと伝えられたらいいなと思っています。
小越 私は2期生ですけど、新潟生まれなのでNGT48が新潟を盛り上げてくれている姿に憧れてメンバーになったんです。自分がファンだったときに素敵だなと思っていた曲がたくさん入っていますし、グループの歴史を感じられて感慨深いです。
大塚 グループとしてこの夏で8年目に突入するというタイミングで、2018年に加入した2期生とドラフト3期生が加入して今のNGT48として活動してきたんですがも一緖に、このメンバーでアルバムを残せたことがうれしいです。NGT48にとって最大で最高の作品になっています。これから3期生も入ってくるので、新しい未来がどんどん広がっていけばいいなと思います。
――では新キャプテンの藤崎さん、『未完成の未来』は全体的にどんな作品になっているかを聞かせてください。
藤崎 『未完成の未来』は、1枚目のシングルから最新シングルまでの全てのタイトル楽曲に加えて新曲も入ってるんです。個人的な解釈なんですけど、今までの完成された過去の曲があって、その中にNGT48の新しい一面を見せる新曲「しそうでしないキス」もあって、まだまだ未完成な部分もあるNGT48をお届けできるアルバムになってるのかなと思いました。

――リード曲の「しそうでしないキス」は、中井さんと小越さんがWセンターを務めています。
小越 最初にいただいたとき、歌詞がすごく大人っぽくて、今までのNGT48の曲とはちょっと雰囲気が違うなって印象を受けました。意外だなと思いつつ、NGT48が7年間を経てこういう大人っぽい楽曲も歌えるようになったよという、すごくいい曲です。
中井 歌詞を見ていただいたら分かるんですが、終電どころか始発まで行っちゃってるんですよ(笑)。歌詞の2人は、たぶん朝方まで一緒にいて、いろんなこと考えてたのかなと想像すると、可愛い2人だなって思います(笑)。この曲は、歌詞もですけど曲調も今までのNGT48からはイメージできないような曲なんです。そもそもNGT48って、どこを切っても違う味がするみたいなグループなんですよ。たとえばセンターがシングルごとに変わったり、楽曲によっても色が全然違ったりするんです。そうしたNGT48らしさをアルバム全体でも感じていただけたらうれしいし、「しそうでしないキス」でさらに1個レベルアップした大人なNGT48も表現していけたらいいなと思ってます。