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5人がオーディションを受けたそれぞれの理由

――それぞれ芸能界を目指したきっかけから教えてください。

9太郎 幼稚園の頃にモーニング娘。さんを知って、モーニング娘。さんになりたいと思っていました。

末吉9太郎(すえよしきゅうたろう)

―― 推しのメンバーはいたんですか?

9太郎 皆さん好きでしたけど、一番は辻希美さん。辻ちゃんになりたいと思って、当時の辻ちゃんは前髪を固めていて、ライブでも前髪をキープしていたんですけど、僕もどこに行くわけでもないのに前髪をガチガチに固めていました(笑)。でも中学1年生のときにモーニング娘。さんのオーディション募集要項を見たら、女性のみと書かれていて、自分はなれないと知りました。それで中学2年生から、いろいろなオーディションを受け始めました。大学3年生の終わりに、ようやくCUBERSのオーディションに受かりました。

――かなり時間がかかりましたね。

9太郎 どこのオーディションでも僕を落とすから見る目がないなと思いました。

TAKA 僕は地元が愛媛なんですけど、愛媛にいた頃は芸能界を遠い存在に感じていて、テレビに出ている人たちは、本当にこの世に存在しているのかと思っていました。でも大学進学のタイミングで上京したら、その辺でテレビのロケをやっていたり、普通に芸能人と遭遇したりして、芸能界が身近に感じられるようになったんです。それで興味が出てきて、オーディションを受けました。

TAKA(たか)

春斗 僕は中学生の頃から歌が好きでした。具体的な未来像を思い描いていたわけではないんですけど、二十歳を過ぎてから今所属している事務所のスクールに通い始めました。そしたら事務所の方から「オーディションがあるので受けてみないか?」と声をかけていただいて、受けてみたら合格して、今があります。

春斗(はると)

優 僕は勉強もスポーツもできないタイプで、それを隠さずに前に出していたら、みんなが笑ってくれたんです。中学・高校と人前で何かするのが面白いなと感じていて、それを活かした仕事をするにはどうすればいいのか考えて出た答えが芸能界でした。それで雑誌を見ていくつかのオーディションに応募して、合格したのがCUBERSでした。

優(ゆう)

綾介 大学進学で地方から東京に出てきて、大学の4年間はダンスに熱中していました。大学のダンスサークルに所属して、ダンススクールにも通っていました。

――所属していたダンスサークルのレベルは高かったんですか?

綾介 そうですね。毎年、「DANCE ALIVE」の「RIZE」に出ていて、2年連続で優勝しています。周りの友達や先輩がダンサーとして活動をしていて、それで自分も芸能を身近に感じていました。大学3年生の終わりに、今の事務所のオーディションの話を、ダンススクールの方からいただいたんです。ちょうど就職活動もしていた時期でしたが、受けてみたら合格。就職かCUBERSで迷いましたが、先輩たちから「誰にでもできることじゃないから、やってみたら」と背中を押してもらってCUBERSに加入しました。

綾介(りょうすけ)

あまりにも個性的な高校時代の思い出

――高校時代に印象的だったことを教えてください。

9太郎 僕は小学校、中学校、高校と、ずっと友達がいなかったんです。でも、休憩時間は友達がいない風に見られたくなかったので、人を探しているふりをして学校内を歩いたり、探し物をしているふりをしてロッカーの整理整頓をしたりして、決して充実はしていなかったんですけど、自分なりの楽しさを見つけながらの高校生活でした。

TAKA 友達がいないと思われたくないって9太郎のエピソードだと遠足に行ったときのレジャーシートの話が好きなんだけど。

9太郎 はいはい。遠足に行ったときにレジャーシートを忘れて、「ヤバい!」と思ったんですけど、一緒に座らせてとお願いする子がいなかったんです。そこで、たくさんお友達が集まっている集団があって、みんなでレジャーシートを集めて敷いていたので、ここに混ざろうと思って近付いていきました。靴は脱がずに、膝だけレジャーシートに置いて、「友達はいますよ」みたいな感じで端っこのほうでお弁当を食べました。

綾介 切ねー(笑)。

TAKA 僕は高校時代、サッカー部に所属していたんですけど、恒例行事で長距離ランニングがあったんです。校庭ではなく、町中に出て、ひたすら走らなきゃいけなかったんです。これが相当しんどくて、ルートが一本道でショートカットもできない。あまりにも嫌すぎて、友達とヒッチハイクをしたろうと思って、車が通るたびに親指を立てていたんですけど全く停まらない。でも、しばらくして一台の車が停まったんです。喜んで近付いたら監督の車でした……。どうやら見張っていたみたいで。

優 どうやって回避したの?

TAKA 普通に怒られた(笑)。先輩にもバレて、それ以来、真面目に走るようになりました。

春斗 僕は文化祭ですね。クラスとしては、どれだけお客さんを集めるかが重要で、特に女子に来てほしかったので、僕は焼鳥屋を提案したんです。

TAKA 女子ウケ悪そうだなぁ。

綾介 近所のおじさんはビール片手9太郎 女子も焼き鳥は好きだとしても文化祭で食べているところを見られたくないだろうしね。

春斗 実際、そのときもクラス全員から猛反対されて、焼鳥屋は結局できなかったんです。それで体育館を使って、サッカーのストラックアウトをやることになったんですけど、段ボールで作ったしょぼいもので、結果的にお客さんが2人しか来なかったですね。

優 高校3年生の終わりになると、一部の生徒は進学や就職が決まって、ほぼ自習がメインになってくるじゃないですか。出席日数だけ、ちゃんとしていればいいみたいな。うちの学校は、芸術の授業が音楽、美術、技術の選択制で、僕は美術を選んでいたんです。美術を選択した生徒は少なくて、教室にガンプラやマンガ、ダーツなどを持ち込んで秘密基地みたいにしたんです。

――それは楽しそうですね。

優 そしたら、「あそこは楽しそうだ」と人が集まってきちゃって(笑)。気づいたら、知らない人が多くなって、結果的に行きづらくなっちゃったんです。そのとき、こうやって国を追いやられる王様っていそうだなと思いました(笑)。

綾介 僕は高校の売店が思い出深いですね。夏休み期間中も営業していたんですけど、部活が終わって夕方に行くと、売店のおばちゃんたちが余ったごはんやお惣菜を「〇〇丼」みたいにしてパックで売ってくれたんです。自分でレンチンして食堂で食べるんですけど、その値段が100円とかで。みんなで買って食べるのが、打ち上げみたいで楽しかったです。

「あたらしい生活」はCUBERS自身に刺さる曲

――今回リリースするメジャー1stミニアルバムのリード曲「あたらしい生活」は、新年度を迎えて間もない今の時期に合ったポジティブな曲ですね。

9太郎 小学校から中学校、中学校から高校、高校から大学、新社会人と、新しい生活を始めた人に向けた楽曲なんですけど、初めて仮歌で聴いたときに、すごく込み上げてくるものがあって。なかなか思うようにライブもできない中で、僕たちCUBERS自身に刺さるものがあるなと感じたんです。そういう意味で言うと、今生きているすべての人が新しい生活を強いられていますが、聴いたら「明日も頑張ろう」と思える曲になっています。

綾介 男友達と学校が終わった後に遊んでいた思い出などがよぎって、学生生活を思い出す歌詞なんですよね。メロディーもミドル調で、エモーショナルな曲になっています。

――2曲目の『アジアの純真』は、PUFFYが1996年にリリースして大ヒットした曲のカバーです。

綾介 初めて曲を聴いたときは、原曲とは全く違うアレンジで、CUBERSらしさが出ていていいなと感じました。

9太郎 歌割を決める前に、それぞれフルで歌ったんですけど、僕と優が「PUFFYさん感がある」と言われて歌いだしを担当しました。

優 PUFFYさんの歌い方が独特で、その感じを一番出せていたみたいです。

――3曲目の「相合傘」は9太郎さんのソロ曲。

9太郎 ちょっとだけラップ調になっているんですが、ゴリゴリではなくかわいいメロウなラップで僕らしさが出てると思います。

――「Dangerous Kiss」はTAKAさんと綾介さんのペア曲。

綾介 今までのCUBERSになかったようなセクシーな曲で、歌詞に英語がたくさん入っているのも初めての試みです。

TAKA アレンジもかっこよくて、すごくこだわって作っていただいています。どうやってステージで曲の良さやセクシーさを表現できるのか今から楽しみにしています。

――「DEEP」は春斗さんと優さんのペア曲。

春斗 作詞と作曲をしてくださったのが、これまでもCUBERSの曲を作ってくださった方たちなので、このミニアルバムでもっともCUBERSらしさが出ています。運命の出会いをテーマにした歌詞で、夏に向けてぴったりな爽やかな曲です。

――改めて読者のティーンに向けて「あたらしい生活」の聴きどころを聞かせてください。

9太郎 中学生から高校生になったり、学年が変わってクラス替えがあったり、環境が変わって不安になっている人も多いと思います。でも、それは誰しも一緒なので、しんどいなと感じたら、「あたらしい生活」を聴いて、肩の力を抜いて学校に行ってくれたら嬉しいです。

Information


メジャー1stミニアルバム
『あたらしい生活』
2021年5月12日(水)発売


【数量限定豪華盤】(CD+Blu-ray)
7,800 円+税
※KING e-SHOP のみでの販売


【通常盤】(CD only)
3,000 円+税

〈CD 収録内容〉 ※数量限定豪華盤・通常盤 共通
01. あたらしい生活
02. アジアの純真
03. 相合傘 (末吉9太郎)
04.Dangerous Kiss (TAKA・綾介)
05.DEEP (春斗・優)

オフィシャルサイト

CUBERS

5人組ボーイズユニット

「友情・努力・音楽!」をキャッチフレーズに活動する5人組ボーイズユニット。2019 年 5 月につんく♂提供曲でメジャーデビュー。その後も、ひろせひろせをはじめ、SILENT SIREN のひなんちゅ・在日ファンク・福田花音・いしわたり淳治・松室政哉など、様々なアーティストから提供された楽曲が高い評価を得る。
末吉9太郎(すえよしきゅうたろう)1993年7月28日生まれ。千葉県出身。
TAKA(たか)1993年11月14日生まれ。愛媛県出身。
綾介(りょうすけ)1993年8月26日生まれ。佐賀県出身。
春斗(はると)1991年3月5日生まれ。東京都出身。
優(ゆう)1997年1月6日生まれ。東京都出身。

Photographer:Toshimasa Takeda,Interviewer:Takahiro Iguchi