MOST FAV TEAMはavex ROYALBRATS
REGULAR SEASONを戦い抜いた全11チームのDリーガーたちがドレスアップして勢ぞろいした会場は、いつもとは一味違った、華やかでリラックスした雰囲気に包まれていた。主催挨拶として登壇した株式会社Dリーグ代表取締役平野岳史氏はDリーガーをはじめ、関係者への感謝を述べるとともに「昨シーズンに比べ、ダンサーのレベルに加え、観客数も飛躍的に伸びました。今シーズンの飛躍を来シーズンにつなげ、期待にこたえられるように頑張って行きたいと思います」と熱い思いを語った。
続いて、CHAMPIONSHIP(以下、CS)の優勝チームのKOSÉ 8ROCKSのISSEIと、REGULAR SEASONでは常勝軍団として知られるも、CSでの優勝を逃したSEGA SAMMY LUXのCanDooが、改めて21-22 REGULAR SEASONを振り返った。
メンバーとともに黒のセットアップに身を包んだISSEIは、「昨シーズンよりファッションがおしゃれになった」と笑わせた後、「Taichiの復活など、いろいろなアクシデントがあったけど、みんなポジティブに練習に臨んでいた。CSは、ばりしんどかったけど、優勝したけんね。他のチームも、全員がいいバトルをして、そこに参加できたのもよかった」と、おなじみのISSEI節で語った。
CanDooは、CSで決勝ネタのパフォーマンスを披露できなかった悔しさをにじませるとともに、難しかったSHOWCASEとしてSPECIAL DANCERとして3人の女性メンバーを迎えて臨んだROUND.10を挙げた。「ほぼ裸・裸足で毎日リハをしたのは今までになかった。8人の一体感を出すのも難しかった」と語りながら、上半身裸で臨む以上、少しでもキレイに見せようと、減量しながらリハをしていた日々を懐かしんだ。
そしていよいよ、注目の受賞者の発表だ。「21-22 SEASONの顔」としてD.LEAGUEを盛り上げた面々にはそれぞれ賞金100万円及び副賞が授与された。
REGULAR SEASON中、最も多くFAV(会員投票数)を獲得したMOST FAV DANCERには、85894票を獲得したFULLCAST RAISERSのKTRが選ばれた。事前にノミネートされた他4名(JUMPEI・avex ROYALBRATS、ISSEI・KOSÉ 8ROCKS、TAKI、HINATA・ともにSEGA SAMMY LUX)を抑えての選出に、「21-22シーズンでは10位以内にも入っていなかっただけに、Dリーガーを続けてきてよかった」と、喜びもひとしおの様子。
MOST FAV TEAMは20万3094 票を獲得したavex ROYALBRATS。チームとしては2年連続の受賞だ。ディレクターのYuta Nakamuraは「たくさんの方々の応援、そして皆様の時間を受け取って僕たちは活動しているんだと実感しました。これからもすんごいエンターテインメントを作って進んでいきたいと思います」と語った。